講師紹介 北村 良平

- 北村 良平
- 医療法人社団KMR
- 理事長
- 小児から成人までの矯正歯科全般を専門とし、客観的な分析・診断に基づく質の高い矯正治療を実践。セミナーや勉強会では、成長予測や形態分析を活用した的確な診断プロセスと再現性の高い臨床アプローチを伝授し、後進の指導にも精力的に取り組んでいる。
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小児矯正において、主訴である「前歯の乱れ」や「反対咬合」だけにとらわれて治療を開始すると、望ましい結果が得られないリスクがあります。主訴の背景には、骨格的な要因や過剰歯・萌出遅延、さらには口呼吸などの悪習癖が隠れているケースも少なくありません。
本動画では、北村先生が、小児矯正における「成長発育の読み解き方」と「介入時期の判断基準」について詳しく解説します。
歴年齢・歯齢・骨格年齢という3つの視点から成長スパートを見極め、上顎骨と下顎骨の成長パターンの違いに応じた適切なアプローチを紹介。悪化の兆候を早期に捉え、自信を持って診断できる、後戻りの少ない矯正治療の診断・治療計画立案につなげます。
小児矯正では、歴年齢・歯齢・骨格年齢という3つの視点から患者の状態を立体的に把握することが重要です。
ヘルマンの歯齢ステージに応じた最適な介入時期やゴールデンタイムの見極め方に加え、頚椎成熟度法(サービカルステージ)を活用し、追加のX線撮影を行うことなく成長ピークを予測する方法について解説します。
神経成長型である上顎骨と、一般成長型である下顎骨では成長パターンが異なります。
それぞれの特徴を踏まえ、上顎骨の成長完了時期に合わせた早期介入や、下顎骨の思春期成長スパート直前における顎誘導装置の活用法を紹介します。さらに、ターミナルプレーンから6歳臼歯の萌出方向を読み解き、将来の咬合を予測するための診断ポイントについても詳しく解説します。
前歯部・臼歯部の交叉咬合を放置すると、顔面非対称へと進行するリスクがあります。また、片側性の萌出遅延や異所萌出から、過剰歯や埋伏歯などの障害因子を早期に発見するための診断手順を解説します。
さらに、口呼吸や指しゃぶりなどの口腔周囲筋の悪習癖への対応を通じて、矯正治療後の後戻りを防ぐためのポイントについても学びます。
