1.はじめに|なぜ今、レセコンの「運用課題」を語るのか

歯科医院経営において、レセコンは「請求のためのシステム」として語られがちです。しかし実際には、診療効率、スタッフの定着率、算定の安心感、さらには院長自身の精神的負担にまで影響する、極めて重要なインフラです。
本章では、なぜ今あらためてレセコンの“運用課題”を見直す必要があるのか、その背景を整理します。
歯科医院で見えにくいレセコン運用の負担
日々の診療が回っている限り、レセコンの問題は「致命傷」には見えません。しかし、入力にかかる数秒の積み重ね、確認作業の煩雑さ、算定に対する漠然とした不安は、確実に現場のストレスとして蓄積されていきます。 特に、スタッフが増えたタイミングや制度改定の時期に、その負担は一気に表面化します。
開業後に気づく「選び直せない」という現実
開業時は資金計画や設備選定に追われ、レセコンについて深く検討する余裕がないケースも多く見られます。リース契約や初期投資の制約により、「本当は変えたい」と感じても簡単に切り替えられない。これが、長年違和感を抱えながら使い続ける原因となります。
本記事で明らかにする3つのポイント
本記事では、 ① 歯科医院が陥りやすいレセコン選びの構造的な失敗 ② 40年以上現場と向き合ってきたアキラックスの思想 ③ 導入・買い替えによって実際に起きた変化 この3点を、取材内容をもとに具体的に掘り下げていきます。
2.アキラックスの開発思想と製品の独自性

アキラックスは、流行や派手な機能競争とは距離を置き、「医院運営にとって本当に必要なものは何か」を問い続けてきたメーカーです。本章では、その開発思想と、他社との違いを明らかにします。
40年以上変わらない「運用しやすさ最優先」の思想
1980年代、診療室で入力し、受付で即会計まで完結できる仕組みを自社開発したことが、アキラックスの原点です。当時としては珍しいこの発想は、「診療の流れを止めない」ことを最優先に考えた結果でした。 この思想は現在も受け継がれ、時代に合わせて仕様は変えても、運用のしやすさを犠牲にすることはありません。
現場の声を反映し続ける自社開発体制
開発・改修・保守をすべて自社で行うことで、制度改定や現場要望への対応スピードを確保しています。外注任せにしない体制だからこそ、「声が届く」「改善が早い」という評価につながっています。
UI・算定精度・連携力で評価される理由
画面構成は直感的で、先生の思考フローに近い設計。予約、レントゲン、資格確認など、医院運営に必要なシステムとの連携も「導入後の運用」を前提に設計されています。
“自動算定しない”という安全性へのこだわり
過度な自動算定は、一見便利に見えても、保険請求上のリスクを孕みます。アキラックスでは、あくまで算定判断は人が行うべきという考えのもと、適正算定をサポートする設計に留めています。
3.開業フェーズ別に見るレセコン課題の実態

レセコンに対する不満や課題は、医院の成長段階によって形を変えます。本章では、開業準備期・5年前後・10年前後というフェーズごとに、実際によくある課題を整理します。
開業準備期に多い「ついで導入」の落とし穴
ディーラーやメーカー主導で機器が一式決まる中、レセコンは後回しになりがちです。スタッフ不在の状態では、実際の受付・入力業務を想像しきれず、結果として運用面での違和感が生じます。
開業3〜5年目で顕在化する業務非効率
スタッフが増え、予約システムやデジタル機器との連携が必要になると、二重入力や確認作業の増加が問題になります。ここで初めて、「開業時の選択」が影響してきます。
開業9〜10年目で起こる老朽化・制度対応の限界
ハードの劣化、アップデート不可、サポート終了。これらが重なると、制度改定への不安が一気に高まり、経営リスクとして顕在化します。
4.レセコン買い替えの実態と改善ビフォーアフター
買い替えを検討する医院には、必ず背景があります。本章では、相談に至る理由と、導入後に感じられている変化を具体的に紹介します。
買い替え相談が増えている背景
サポート対応の遅れ、セキュリティ不安、制度改定への対応力不足など、複数の要因が重なり「今のままでは不安」という声が増えています。
導入・買い替え前に抱えていた具体的な悩み
電話対応だけでは解決せず、現場状況が伝わらない。訪問まで時間がかかる。こうした不満が、日常業務のストレスとなっていました。
入力・算定・教育面での改善効果
連携が進むことで、入力効率が向上し、算定確認の負担が軽減。新人スタッフの教育時間も短縮され、現場全体の余裕につながっています。
「アキラックスにして良かった」と言われる理由
リモートサポートで画面を共有しながら対応できる点は、特に評価が高く、「どこで困っているかをすぐ理解してもらえる」という安心感があります。
クラウド型との比較で見える安全性と再現性
院内保存を基本としつつ、必要に応じて通信保存・復元が可能。クラウドと同等の利便性を確保しながら、安全性を重視した設計です。
5.運用を支えるサポート体制と定着支援

レセコンは導入して終わりではありません。使い続ける中で、どれだけ支援が受けられるかが、満足度を大きく左右します。
専任分化されたサポート体制の全体像
内容に応じて、インストラクター・開発・メンテナンス・営業が連携。緊急時には現地対応も行われます。
リモート対応で高まった現場解像度
画面を見ながらのサポートにより、説明の行き違いが減少し、解決までの時間が短縮されました。
レセプト時期に評価されるサポート品質
改定や金属価格変更が重なる時期でも、安心して請求業務に集中できる体制が整っています。
スタッフ・院長双方から信頼される理由
操作説明に留まらず、運用全体を理解した対応が「頼れる存在」として評価されています。
6.制度改定・歯科DX時代への対応力

歯科医院を取り巻く制度とIT環境は、今後も変化が続きます。本章では、アキラックスの制度対応力とDXへの姿勢を整理します。
診療報酬改定に遅れない仕組み
これまで改定反映の遅延は一度もなく、医院経営への影響を出さない体制が維持されています。
電子カルテ一体型としてのレセコンの役割
歯科ではレセコンと電子カルテは不可分であり、長期データを継続的に扱えることが重要です。
オンライン資格確認・電子処方箋への対応
マイナンバー、電子処方箋など、国の方針に沿った対応も着実に進められています。
5年後・10年後を見据えた製品ビジョン
短期的な便利さではなく、長期運用を前提としたアップデートを重視しています。
7.これからの院長へ|後悔しないレセコン選び

最後に、これから開業する先生、あるいは買い替えを検討している先生へ、取材を通じて見えてきたポイントをまとめます。
開業前に知っておきたい選定の注意点
価格だけでなく、運用・スタッフ・将来の連携を想定した検討が不可欠です。
買い替えを検討すべき具体的サイン
現状に不満がある、実現したい運用ができない、リースアップが近い場合は相談のタイミングです。
月額だけで判断してはいけない理由
金額以上に、生産性・安心感・時間的余裕が医院経営に影響します。
アキラックスが考える「医院に寄り添う姿勢」
レセコンを軸に、医院経営全体を支える存在でありたいという姿勢が貫かれています。
8.まとめ|まずは「触れて確かめる」ことから
レセコン選びに絶対的な正解はありません。しかし、「合わないまま使い続ける」ことは、確実にリスクになります。
相談=即買い替えではない
現状把握だけでも、運用改善のヒントが得られます。
デモンストレーションで見える相性
先生だけでなく、スタッフも含めて触れることで、本当の使い勝手が分かります。
医院運営の土台としてのレセコン選択
レセコンは、医院の未来を支えるインフラです。 まずは「知る」「触れる」ことから始めてみてはいかがでしょうか。
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